新型コロナウイルスにより「陵水中国マスターズ」延期

新型コロナウイルスにより「陵水中国マスターズ」延期

すでに多くの選手が出場を見送る

BWF(世界バドミントン連盟)は、2月1日、新型コロナウイルスの流行により、2月25日から3月1日まで開催予定の「陵水中国マスターズ2020」の開催を延期すると発表した。

BWFはCBA(中国バドミントン協会)との協議により、健康への懸念や渡航への影響などあらゆる側面を考慮し、同大会の開催を延期することが賢明であると判断。また、すでに多くの選手らが、同大会への出場を辞退していることを明らかにした。

5月開催をめどに検討中

現在、BWFとCBA、現地大会運営関係者らが日程の調整中で、可能性として5月の開催をめどとした話し合いが進められているが、明確な日程は決定されていない。

同大会は東京五輪出場枠獲得に向けた、五輪レースに入る大会のひとつで、5月以降に延期となれば五輪レース期間から外れることとなり、同大会でのランキングポイントが五輪出場権に反映されないこととなる。

また、BWFは中国の武漢市にて開催予定の五輪レース最後の大会となる「アジア選手権2020」の開催についても検討中にあるとし、その他のワールドツアーやBWF公認トーナメントに関しても引き続き検討していくと述べるにとどまり、開催変更などの最終的な判断については下していない。

(画像は世界バドミントン連盟ファンサイトより)


▼外部リンク

「陵水中国マスターズ2020」開催延期に関する発表
https://bwfbadminton.com/

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