ヨネックスラケットテクノロジー その1

ヨネックスのラケットテクノロジーをまとめました

ヨネックスラケットテクノロジー その1

前回ヨネックスのラケットに使用されているテクノロジーの一覧をまとめましたが、名前だけだとよくわからないのでテクノロジーごとにどういったものなのかを調べてみました。

今回は、ナノサイエンスについてです。

ナノサイエンスとは、ナノスピードから始まるナノ単位の素材を使用するためのヨネックスの技術のことです。

 

ナノメトリックDR(NANOMETRIC DR)

ナノサイエンス新素材。
東レ㈱の次世代航空宇宙用素材を、ヨネックス独自のナノサイエンス技術で組み上げた新カーボン素材。
「粘り強さ」と「反発性能」をかつてない高次元で両立する。

 

ナノメトリック(NANOMETRIC)

アークセイバーFBから採用された新重量規格「F」のような超軽量ラケットに使用される。
カーボン繊維1本1本を隙間なくコーティングすることで軽量なままで強度を高めている。
※ナノメトリックは、東レのナノアロイテクノロジーを応用。

 

ナノプリーム(NANOPREME)

カーボンナノチューブがカーボン繊維を束ねるエキポシ樹脂と初めて結合することで、強靭な素材構造を形成。
それにより、高反発と高強度を両立し、シャフトのしなやかさと復元性を実現する。

 

Xフラーレン

フラーレン分子に、特殊な生成技術をもって放射線状に4つのリブを装着したナノサイエンス新素材。
これをカーボン繊維を束ねる樹脂に複合することで、樹脂同士を橋渡しする架橋構造を形成。
それによりフラーレンを超えた結合力を生み、さらに反発性能を4%、剛性を6%向上。
結果、今までにない素早く鋭い弾きと高い面安定性を実現する。

ネオカップスタック型カーボンナノチューブ
(CS CARBON NANOTUBE NEO)

CSカーボンナノチューブよりも粘り強さが増大し、シャトルをくわえ込むだけでなく、出の良い反発力でシャトルをしっかり弾き出す。
結果、エネルギーを蓄え、勢いある伸びるショットと、しっかり狙えるコントロール性を実現。

カップスタック型カーボンナノチューブ

重なり合ったカップの1つ1つがフレキシブルに動くことで、強さと粘り、しなやかさを併せ持ち強靭な復元力を発揮している。

 

ゴムメタル

トヨタ自動車グループが開発した新素材。金属材料では不可能と考えられてきた「低弾性率化」「高強度化」を両立させたチタン合金。
ゴムのような弾性と高い強度を併せ持ち、精密な復元性を実現する。

 

ナノ素材と言っても色々ありますね。

ナノ素材のおかげで、今まで不可能とされたしなりと高反発の両立が可能となったり、これからの進化に期待ですね。

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