全日本総合バドミントン選手権、各種目の日本一が決定
2017/12/04
決勝戦終了
全日本総合は12月3日に最終日を迎え、各種目の日本代表をかけた決勝が行われた。男子シングルスはトナミ運輸の武下利一が初優勝、女子は山口茜が2度目の優勝を飾った。男子シングルス、桃田選手は4強ならず
男子シングルスは準々決勝で武下選手と桃田選手が対戦し、武下選手が桃田選手をストレートで破った。次の準決勝では、武下選手は世界ランキング日本人トップの坂井選手と対戦し2-0で勝利。自身初となる決勝へと進んだ。一方、2連覇を狙うトナミ運輸の西本拳太選手は準々決勝で小野寺選手をストレートで破り準決勝へ。準決勝では同じくトナミ運輸の常山選手と対戦し、西本選手が2-0で勝って決勝に進出した。
決勝は同じトナミ運輸所属の武下選手と西本選手の戦いとなったが、初優勝に向け意気込む武下選手が西本選手を21-15、21-18で破り見事優勝した。
男子ダブルスは遠藤・渡辺ペアが初優勝
準決勝で日本ユニシスの遠藤・渡辺ペアは2連覇中の園田・嘉村ペアと対戦。昨年の決勝戦と同じ顔ぶれとなったが、今年は遠藤・渡辺ペアに軍配が上がり決勝に進出した。日本ランキング2位の保木・小林ペアは準決勝で同じく3位の井上・金子ペアと対戦したが、35分で勝負を決め決勝へと進んだ。
決勝は遠藤・渡辺ペアと保木・小林ペアの戦い。遠藤・渡辺ペアは1ゲーム目を19-21で先取されたが、2ゲーム目を奪い返すと、ファイナルも21-5として勝利し、初優勝を勝ち取った。
女子ダブルス優勝は福島・廣田ペア
この他、女子シングルスは決勝で山口茜選手とトナミ運輸の大堀彩選手が4年ぶりに対戦。山口選手は1ゲーム目を22-24で落としたが、残りのゲームはしっかり奪い同大会2度目の優勝となった。女子ダブルスは決勝で世界選手権準優勝の福島由紀・廣田彩花ペアとオリンピックチャンピオンの髙橋礼華・松友美佐紀ペアが対戦。福島・廣田ペアがストレートで勝利して初優勝した。
混合ダブルスは優勝候補と目される若手ペアの渡辺勇大・東野有紗と小林優吾・志田千陽ペアが決勝で対戦。渡辺・東野ペアが2-1で勝利し見事優勝した。
(画像は日本バドミントン協会ホームページより)
▼外部リンク
全日本総合バドミントン選手権 対戦結果
http://www.badminton-a.com/all71japan/20171203.pdf
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