桃田と松本/永原がダブル優勝! 世界選手権2018
2018/08/07
日本メダル6個獲得
中国・南京市で開催されていた世界バドミントン選手権は最終日の8月5日、決勝が行われた。日本は3種目の選手が決勝に進出し、男子単・桃田賢斗(NTT東日本)と女子複・松本麻佑/永原和可那(北都銀行)が見事優勝に輝いた。日本は今大会、男子が活躍し4種目で計6個のメダル獲得という大躍進を遂げた。
日本初の男子単・優勝、男子複・準優勝
男子初の決勝進出となった男子単・桃田は世界ランキング3位の中国選手にストレートで勝利。世界選手権では日本男子初の優勝を成し遂げた。ソノカムペアこと男子複・園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)も同種目では初の決勝進出。対戦相手となった第4シードの中国ペアはスタートから力のある強打でソノカムペアを引き離し、1ゲーム目を奪った。2ゲーム目は点の取り合いとなり途中ソノカムペアが抜け出したが19-21と逆転されてしまった。
惜しくも敗れたソノカムペアは優勝こそ逃したものの、日本男子複では初の準優勝に輝いた。
女子複は41年ぶりの優勝
女子複・決勝は松本/永原と福島由紀/廣田彩花(岐阜トリッキーパンダース)との日本人対決となった。1ゲーム目はフクヒロペアが21-19で奪うと、2ゲーム目は松本/永原が21-19で奪い返してファイナルに突入。試合は1時間30分を超える大接戦となり、結局、松本/永原が23-21でファイナルを取って優勝を決めた。世界選手権で日本女子複が優勝するのは41年ぶりだ。
山口茜、奥原希望はプサルラに敗れる
奥原希望は準々決勝で、昨年の世界選手権決勝の対戦相手、インドのプサルラ・V・シンドゥに0-2で敗退。山口茜も準決勝でプサルラと対戦し0-2で敗れたが、銅メダルを獲得した。尚、プサルラは今大会も準優勝となった。(画像は日本バドミントン協会ホームページより)
▼外部リンク
世界バドミントン選手権
https://www.badminton.or.jp/2018/world/index.htm#day7
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