全日本総合バドミントン選手権1回戦、奥原選手は2年連続途中棄権
2017/12/01
1回戦終了
11月29日駒沢オリンピック公園総合運動場体育館にて、全日本総合1回戦がいよいよ始まった。同大会を主催する公益財団法人日本バドミントン協会のホームページでは、大会の観戦記を載せている。29日の1回戦で協会が注目したのは、出場停止処分から復帰した桃田賢斗選手と今年世界選手権初優勝した奥原希望選手など。
桃田選手は辛勝
男子シングルス桃田選手の対戦相手は、予選から勝ち上がった日本大学の猪熊心太朗選手。現在5大会連続で優勝している桃田選手だが、この日は1ゲーム目を15-21で奪われ苦しい展開となった。しかし、2ゲーム中盤からは桃田選手らしいプレーができるようになり辛勝した。試合後の記者会見で桃田選手は、
「全日本総合という独特な雰囲気があり、思うような出だし、思い切りのいいプレーができず苦しい展開になった。2ゲーム途中、応援してくれる皆様の声援で気持ちを切らすことなく頑張り切れた。」(日本バドミントン協会ウェブサイト 全日本総合選手権大会観戦記より引用)
と話していた。奥原選手は途中棄権
女子シングルスの奥原選手の対戦相手は京都外大西高校2年の明地七海選手だったが、奥原選手の途中棄権となってしまった。奥原選手は昨年も2回戦で棄権し、2年連続での途中棄権となった。棄権の理由は右膝の状態。奥原選手は
「自分の理想としていたスケジュールに間に合わなかった。 膝が腫れるということはなく、ゲームなど実践的な練習はできていない。怖さがある。」(日本バドミントン協会ウェブサイト 全日本総合選手権大会観戦記より引用)
と語った。
棄権するかどうかは、試合当日朝の状況での判断されることとなり、結果棄権を決断したとのことだ。回復を待ちわびるファンに向けて奥原選手は、必ず強くなって帰ってくると、力強い言葉を発した。
(画像は日本バドミントン協会 ホームページより)
▼外部リンク
全日本総合バドミントン選手権大会 観戦記
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