フランスオープン、西本拳太選手と山口茜選手が準優勝
2017/10/31
男子シングルスは久々の決勝進出
10月24日~29日、フランス・パリ市にてバドミントンフランスオープン2017が開催され、予選から勝ち上がった男子シングルスの西本拳太選手と女子シングルスの山口茜選手が準優勝した。西本選手が好調
同大会には20名の日本選手が派遣されている。大会2日目に行われた男子単1回戦では予選を勝ち抜いた西本選手が前世界ランキング1位のマレーシア選手と対戦し、見事ストレート勝ちした。西本選手は翌日の2回戦でも前回敗れたインド選手に快勝し、準々決勝に駒を進めた。準々決勝
準々決勝に残ったのは、男子単の西本、女子単の山口、男子複の保木・小林組、女子複の永原・松本組、高橋・松友組、米元・田中組の各選手。男子単の西本選手は韓国オープンの覇者インドネシア選手と対戦。1ゲーム目を奪われるも、粘り強いプレーで2ゲーム目を取るとファイナルゲームでは4-10から逆転して勝利。自身初となるSS大会ベスト4進出を決めた。
女子単の山口選手は長身の韓国エースと対戦。1ゲーム目を先取されたが2ゲーム目を奪い返すとファイナルでは逆転して勝利した。
男子複の保木・小林組は中国ペアと対戦したが0-2で敗退した。女子複は日本人対決。永原・松本組と高橋・松友組が対戦し、永原・松本組がストレート勝ちした。もう1組の米元・田中組はインドネシアペアと対戦し1-2で敗退となった。
準決勝
男子単西本選手はデンマーク選手と対戦。前回の対戦で敗れた相手だ。1ゲーム目を2-8から逆転しそのまま2ゲーム目も奪い、決勝に進出した。女子単山口選手は世界選手権準優勝のインド選手と対戦したが、山口選手が優位に立ち快勝。先週に続いて決勝進出となった。
女子複ではデンマークオープン優勝の韓国ペアと対戦した永原・松本組が序盤からリードされストレートで敗退となった。
決勝
ここまで好調だった男子単西本選手は、今年度スーパーシリーズ3勝のインド選手と対戦。序盤はリードしていたが相手の攻撃スピードに対応しきれず惜しくも敗退し準優勝となった。女子単山口選手は世界ランキング1位の台湾選手と対戦。オーストラリアSSの準決勝で勝利した相手だが、今回は常に先手を取られ0-2で敗れた。山口選手は先週のデンマークオープンに続いて準優勝となった。
(画像はYonex Internationaux de France de Badminton より)
▼外部リンク
バドミントンフランスオープン2017
https://www.badminton.or.jp/2017/fra/index.htm#day6