元ジュニア王者ら八百長などで資格停止処分に
2018/05/05
賭けや八百長で2選手が資格停止処分に
世界バドミントン連盟(BWF)は、5月2日、試合での賭けや八百長に関与し、これらの行為を禁止する同連盟の規定に違反したとして、元世界ジュニアチャンピオンを含むマレーシアの2選手に対し資格停止処分を科したとした。20年と15年の資格停止に
処分を受けたのは、ズルファドリ・ズルキフリ(25歳)とタン・チュン・シャン(31歳)。ズルファドリは、2011年世界ジュニアバドミントン選手権大会、タンは2013年グランプリ・カナダ・オープンの覇者だ。ズルファドリとタンは、それぞれ20年と15年間の資格停止処分となり、この間、2人はバドミントンに関する組織運営やコーチング活動なども禁止される。
また、ズルファドリには2万5000ドル(約275万円)、タンには1万5000ドル(約165万円)の罰金が科された。
長年にわたり多くの試合で違反
BWFの倫理委員会は、ズルファドリは2012年に27の、2016年に4の、タンは2012年に26の規定違反に関わり、2人が「長年にわたり多くの大会で違反行為に関与した」としている。ズルファドリについては「より長期にわたりより多くの違反行為を犯し、4つの試合では試合結果を操作したことが判明した」とし、八百長試合にも関わったことを明らかにした。
2人の処分はBWFが暫定的に資格停止とした、今年の1月12日にまでさかのぼって適用される。
(画像はBWFファンサイトより)
▼外部リンク
BWF ニュース
http://bwfbadminton.com/