ヨネックスラケットテクノロジー その4
2017/10/21
ヨネックスのラケットテクノロジーをまとめました(続3)
前回に引き続き、ヨネックスのラケットに使用されているテクノロジーがどういったものなのかを調べてみました。
今回は、ラケットテクノロジー最後のマテリアル(素材)についてです。
マテリアル
レクシルファイバー
(REXIL FIBER)
粘り強さ、反発性、振動吸収性において、今までのカーボン技術の領域を大きく広げるヨネックス独自の最高級素材。
Tアンカー
(T-ANCHOR)
複合することで高い剛性を生み、たわみやしなりの戻りを素早く復元させる素材。
ソニックメタル
(SONIC METAL)
強度が高く、軽くてしなやかな新チタン合金。反発性能に優れ、瞬時にシャトルを弾き出す。
タフレックス
(TOUGHLEX)
柔軟性と強度が高く粘りがある樹脂素材。やわらかい打球感で、軽い反発性と軽量化を実現。
Ni-Tiファイバー
(Ni-Ti FIBER)
剛性を高めるだけでなく、形状維持性を兼ね備え鋭い弾きを生む新チタニウム素材。
ICエラストマー
(IC ELASTOMER)
フレーム全体内部に搭載された軟質のエラストマー素材。打球時の球持ちを高め、エネルギーを蓄積する。
バイブスレイヤーカーボン
(VIBSLAYER CARBON)
衝撃吸収性と反発性を高次元で両立する新カーボン素材。
※バイブスレイヤーカーボンは、東レ(株)の制振性素材を適用しています。
ライトフィールカーボン
(LITEFEEL CARBON)
カーボン繊維にゴム粒子を複合し、しなやかな打球感と軽快な飛びを実現。
EXハイモジュラスグラファイト
スーパーハイモジュラスグラファイト
(EX-HMG/SUPER HMG)
弾性率の高いカーボン素材が反発力を上げ、スマッシュ、ドライブ、クリアとあらゆるショットで鋭い弾きを生む。
このようにさまざまな、素材やテクノロジーを駆使してラケットは作られています。
この中から、ラケットの性質に合ったものを組み合わせているのですね。