林丹選手が引退を表明
2020/07/08
2000年代を代表するスター選手が引退
世界バドミントン連盟は、7月4日、中国代表でオリンピックにて2度の金メダル、世界選手権にて5度の優勝を果たした、林丹(リン・ダン)選手が引退を表明したと伝えた。林丹選手は同日、中国代表を退くとの意向を発表。2000年代が始まってからこの20年間を代表する、男子シングルスのスター選手が引退を表明。
夢を追い続け、それに全力を注いでほしい
2000年から中国代表に仲間入りした林丹選手。その後、国際舞台で活躍し4つのオリンピックを経験。ここ数年は自身のキャリアを長続きさせたいと努力を重ねていたが、37歳となった現在、怪我とその痛みで戦い続けることが困難になっていた。これまで支え続けてきてくれた家族やコーチ、ファン、また、自身が戦い続ける原動力となっていたライバル選手たちなどに向け感謝の意を示した林丹選手は、「夢を追い続ける全ての人々に、その夢に向かい全力を注いでほしいと伝えたい」と述べている。
林丹選手は2004年全英オープンにて初タイトルを獲得、同大会では計6度のタイトルを勝ち取った。2008年北京オリンピックと2012年ロンドンオリンピックで金メダル、2005年の世界選手権からは5度の優勝を果たした。
(画像は世界バドミントン連盟ファンサイトより)
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