バドミントンファンの宇宙飛行士が教える家で過ごすコツ
2020/05/01
家で心の健康を保つコツ
世界バドミントン連盟は、4月25日、宇宙での初のバドミントン大会を実施したロシアの宇宙飛行士、アレクサンダー・ミシュルキン氏が語る、家で社会から隔離されたような状況にあっても心を健康に保つコツについて伝えた。バドミントンファンでもある同氏は計334日間、宇宙飛行士として国際宇宙ステーションでの生活を経験。その地球から最も離れた場所での生活を現在の世界の状況に重ね、その中でも心の健康をどのように保つかについてのコツを教えてくれた。
バドミントンで心に余裕を得た
1つ目は活動的に過ごすこと。例えば、何か目標を見つけ、それを達成するために計画をたて前向きに過ごすこと。2つ目はリスクを考えること。宇宙で船外に出れば死の危険と隣り合わせだ。同様に外出すればその本人だけでなく、家族にも危険が及ぶかもしれないという現状を考えれば家にいることが選べるだろう。
3つ目はエネルギーを有効的に使うこと。家にいることにストレスを感じるならば、少しでも快適に過ごせる工夫をすれば良い。イライラするならリラックスするための時間を作るのも1つの方法だ。
また、運動も忘れてはならない。運動は体に良いだけでなく、体を動かすことでストレスを忘れ気持ちを落ち着かせてくれる。同氏は、家族からも友人からも隔離された宇宙での厳しい条件での生活の中、「バドミントンをすることで心の余裕を得ることができた」としている。
(画像は世界バドミントン連盟ファンサイトより)
▼外部リンク
世界バドミントン連盟 ニュース
https://bwfbadminton.com/