「全日本実業団バドミントン選手権」中止へ
2020/04/08
観客、選手らの安全を最優先に
日本実業団バドミントン連盟は、4月3日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、「厚生労働大臣杯第70回全日本実業団バドミントン選手権大会」の開催を中止すると発表した。同連盟は、2月に厚生労働省から国民に向けて出されたイベント開催に関するメッセージ、また、昨今の大阪、首都圏での感染拡大の状況を踏まえ協議した結果、観客、参加選手、大会役員の健康と安全を最優先に考え同大会の中止を決定。
コロナ克服の際には、五輪直前の大会として開催
同大会は、6月24日から28日まで、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪、おおきにアリーナ舞洲で5日間にわたり開催される予定であった。また、大会開催中止の決定に伴い、5月10日の組み合わせ抽選会も中止に。国内の各実業団が男子団体、女子団体で対戦。2019年の結果では、男子で日本ユニシスが優勝、NTT東日本が準優勝、女子で再春館製薬所が優勝、日本ユニシスが準優勝となった。
なお、同連盟では、来年、コロナウイルスを克服した際には、「オリンピック直前のバドミントン大会として開催したい」としている。
(画像は日本実業団バドミントン連盟HPより)
▼外部リンク
日本実業団バドミントン連盟
https://www.badminton-jitsugyodan-jp.com/