新型コロナウイルスに関する大会開催への見解を発表 BWF
2020/02/07
BWF、今後の国際大会開催への見解を発表
BWF(世界バドミントン連盟)は、2月4日、新型コロナウイルスの流行による懸念について明確にすべきと、今後の国際大会開催についての見解を発表した。中国国民と過去14日以内に中国を訪れた外国人への入国制限や中国発着の航空便が一時停止されるという状況のなか、BWFでは中国選手やその関係者らが、今後開催される競技大会に参加しづらくなる可能性があると懸念。
しかしこのような状況が、中国選手をはじめとする全ての国の選手に対する競技大会への参加を制限するものではないとし、各国大会主催者に向けて全てのアスリートが大会に問題なく参加でき、平等に扱われるべきであることを呼びかけた。
大会主催者は保健機関からの助言を
また、各国バドミントン協会と大会主催者は大会を行う際には自国の保健機関に連絡を取り、世界各国から選手が入国することを知らせ、必要な予防対策についての助言を求めるよう要求。BWFは中国をはじめとする各国での安全な大会運営に協力し、これは主催国が安全な大会運営に努めるという国際オリンピック委員会の指針にも通じるとしている。なお、競技大会における、コイントス、握手、メダル授与式などはこれまでと変わらずに行われる。
(画像は世界バドミントン連盟ファンサイトより)
▼外部リンク
新型コロナウイルスに関する国際大会開催への見解
https://bwfbadminton.com/