新型コロナウイルス、五輪レース最終戦に影響か BWF声明発表
2020/02/03
健康や渡航などあらゆる面において注視
世界バドミントン連盟(BWF)は、1月29日、中国にて発生した新型コロナウイルスに関する声明を発表。今後、健康への懸念や渡航警戒態勢などあらゆる面における同地域の状況を注視しながら、大会開催について検討していくとした。
同連盟は、一部の国にて中国発着の航空便が一時停止されたことを受け、同連盟主催のワールドツアー、また、同連盟公認トーナメントなどの実施が困難にならざるを得ない可能性があることを念頭に置きながら対応するとした。
五輪レース最終戦についての決断には時期尚早
特にワールドツアーで、中国の武漢市にて4月21日から開催予定の「アジアバドミントン選手権2020」については、東京五輪出場枠獲得の最後のチャンスとなるが、同連盟は「現在、実施の再検討中にあるが、最終的な決断を下すには時期尚早。」との見方を示している。また、同じく中国にて2月25日から3月1日まで行われる「陵水中国マスターズ」についても開催予定の変更などはまだないが、同連盟は中国バドミントン協会などの地元組織と協力し、実施に関するあらゆるリスクを洗い出していく方向で動いている。
(画像は世界バドミントン連盟ファンサイトより)
▼外部リンク
BWF 新型コロナウイルス流行に関する声明
https://bwfbadminton.com/