ヨネックスラケットテクノロジー その2

ヨネックスのラケットテクノロジーをまとめました(続)

ヨネックスラケットテクノロジー その2

前回に引き続き、ヨネックスのラケットに使用されているテクノロジーがどういったものなのかを調べてみました。

今回は、フレームに使われているテクノロジーについてです。

ラケットの中でも非常に重要な部分ですので、かなりのテクノロジー数です。

 

アイソメトリック(ISOMETRIC)

1992年に発売したアイソメトリック500から現在までバドミントンラケットのスタンダードとなっている。
それまで一般的だった円形フレームに比べスウィートスポットが広がった。

 

ローテーショナルジェネレーターシステム
(Rotational Generator System)

フレームの上部とジョイント部分、グリップの末端の3か所に重量を配分する新設計を採用したことでフォロースルーの勢いが落ちにくくなり、次のショットの準備が素早くできる。
さらに、シャフト部分への新次元カーボンNamdを採用することで、連続強打を可能とする。

 

デュアルオプティマムシステム
(DUAL OPTIMUM SYSTEM)

フォア面とバック面で異なるフレーム形状を組み合わせ、フォア面側に新素材のナノメトリックDRを採用している。
これによりすべてのショットでパフォーマンスを高めている。

 

トライ・ボルテージシステム
(TRI-VOLTAGE SYSTEM)

両立が難しいパワーと操作性。
この相反するパワーと操作性を両立させ、威力ある重いパワースマッシュと高速ラリーに対応するスピーディーなラケットワークを可能にする。

 

E-チューン
(ENERGY tune)

フレーム3点(10時、2時、ジョイント部)に連続グロメットを搭載し、さらにパワーアップした「トライボルテージシステム」まで搭載している。
そこへ、新たに重量バランスの調整が可能となるパーツを装着することで、より自分のプレーに合ったパワーにチューニングができる。

 

ホリゾンタル-Aコンセプト
(HORIZONTAL-A concept)

(横糸が)従来の「フレーム中心え向く設計」ではなく、可能な限り水平方向へ近づけた新グロメット設計。
打球時のストリングの可動域を広げ、スウィートスポットがフレーム上部へ拡大される。

 

バーティカル-Aコンセプト
(VERTICAL-A concept)

(縦糸が)従来の「フレーム中心へ向く設計」ではなく、可能な限り縦方向へ近づけた新グロメット設計。
打球時のストリングの可動域を広げ、スウィートスポットがサイドに拡大される。

 

スナップバックゾーン(SBZ)

フレーム両サイドの中間部を細くし、最も弾性率の高いEX-HMGを複合した、新フレーム設計。
大きなしなりを生み、強く復元することで反発性能を増幅。

 

トランスウェイトシステム
(TRANS-WEIGHT SYSTEM)

フレームの軽量化により軽くなった重量をグリップエンドへ移行。
これによりヘッドライトとなったラケットが振り出しを加速し、手元にある重量がスウィングパワーを増幅。

 

サウンドフィルター
(SOUND FILTER)

カーボンとゴム素材で一体成型したフレーム構造。
打ち応えを感じる大きな打球音と心地よい打球感を実現。

 

コンパクトフレーム
(COMPACT FRAME)

フレームサイズを小さくすることで、打球時の空気抵抗を抑えるとともに爽快な打球感を実現。

 

マッスルパワーフレーム
(MUSCLE POWER FRAME)

グロメットの間を隆起させることでフレームとストリングを一体化させる形状。
エネルギーロスが少なく、弾きの速いショットを実現。

 

新グロメットパターン
(NEW GROMMET PATTERN)

縦・横ストリングを独立した別々のグロメットに通すことで、打球時の負荷を分散し、フレームの耐久性が向上する。

 

ソリッドフィールコア
(SOLID FEEL CORE)

フレーム内部に発砲剤を内蔵することで、打球時の有害な振動をカットする。

 

ボックス形状
(BOX SHAPE)

打ち応えのある打球でパワーを蓄える。

 

エアロ形状
(AERO SHAPE)

空気抵抗を抑え、素早い振り抜きを実現。

 

エアロ+ボックス形状
(AERO+BOX SHAPE)

 素早い振り抜きのエアロ形状と、パワーを蓄えるボックス形状を適材適所に採用。

 

ショックアブソーブシステム
(SHOCK ABSORB SYSTEM)

フレーム上部の軟質グロメットが、不快な振動をカットし柔らかい打球感を実現。

 

最先端の技術から過去の技術までさまざまな技術が開発されていますね。

次回は、その他テクノロジーについて触れてみます。

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